「店舗を閉店するにあたり、不用品や在庫の処分方法を知りたい」「できるだけお金をかけず処分できる方法はないだろうか」とお考えではないでしょうか。
店舗閉店時には、店内をスッキリ片付けておきたいですよね。
しかし、なるべく損せずに不用品や在庫を処分するにはコツがあります。
今回は、店舗閉店に伴う不用品や在庫の処分方法を詳しく解説しましょう。
この記事を読むことで、店舗閉店時の処分についてよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
店舗閉店時に必要なことは?
最初に、店舗閉店時に必要なことを確認していきましょう。
居抜きかスケルトンかで対応が異なる
店舗閉店時には、居抜きかスケルトンかで対応が異なります。具体的には、以下のとおりです。
居抜き:在庫の処分だけでなく、店舗の設備を完全に撤去する必要がある
スケルトン:在庫の処分は必要だが、店舗の設備はそのまま残しておける
賃貸物件の場合は、基本的には契約書の内容に従うことになります。
ただし、本来はスケルトン対応が必要でも、次の契約者が決まっており、すぐに営業開始を希望する場合は、居抜きとなるケースもあるので確認してください。
不用品の処分方法を決めておく
店舗閉店に伴う不用品の処分方法を決めておくことも大切です。たとえば、以下のようなものが不用品となります。
店内設備・道具
ショーケースや什器(じゅうき)
照明器具
イス・机
キャビネット
エアコン
テレビ
ソファー・テーブル
店舗のクリーニングを退去期日までに完了させるためにも、不用品の処分は早めに進めていきましょう。
店舗閉店に伴う不用品の処分方法
不用品の主な処分方法をご紹介します。
事業用ゴミは自治体に出すことができない
店舗閉店に伴う不用品は事業用であるため、自治体で処分してもらうことはできません。
そのため、不用品の内容によって、以下のような方法で不用品の処分を進める必要があります。
店舗設備買取業者に依頼する
不用品回収業者に処分を依頼する
希望日時に回収してもらうためにも、業者の手配はできるだけ早く行いましょう。
繁忙期や直前に依頼した場合、業者によっては先約があり手配できないことがあります。
まずは見積もりを依頼しよう
業者に不用品の回収を依頼する場合は、以下の流れを参考にしてください。
業者に連絡して見積もりを依頼する
業者が現場確認のためにやってくる
現場確認後、業者から見積もりが届いたら内容を確認する
特に問題なければ、正式に依頼する
指定日時に業者がやってきて不用品の回収をする
店舗閉店に伴う在庫品の処分方法
店舗閉店に際し、在庫品の処分方法も確認しておきましょう。
最終セールや買取処分を進める
店舗閉店時の在庫は、最終セールや業者の買取処分を利用して消化しましょう。
最終セールを行う場合は、できるだけ早めに広告を出すなどし、多くの人に来てもらうことが大切です。
なお、最終セールを行う時間がない・大量の在庫がある・早く処分したいといった場合は、業者に買取処分してもらうことをおすすめします。
最終セールで売れ残った在庫を処分したいときにも検討してください。
信頼できる業者に依頼しよう
買取処分は、信頼できる業者に依頼すれば安心です。
具体的には以下のポイントを参考にしてください。
店舗の在庫買取で豊富な実績がある
買取と不用品の処分の両方を行っている
誠実な査定をしている
見積もりは無料
希望日時・場所で依頼可能
顧客からの評判がいい
設備など中古品の買取には古物商免許が必要ですので、確認してください。
悪徳業者に注意すること
悪徳業者に注意してください。
相場と比較して不当に安く買いたたく業者もいます。
また、見積もりで適正価格を提示しておきながら、最終的に何かと理由をつけて安くするケースもあるので注意しましょう。
思わぬトラブルに巻き込まれないためにも、信頼できる業者に依頼してください。
店舗閉店に伴う処分に関するよくある質問
最後に、店舗閉店に伴う処分に関する質問に回答します。
それぞれ参考にしてください。
Q.在庫品の処分に必要な期間は?
A.物量や内容によりますが、少なくとも2週間以上は見ておきましょう。
できるだけ早めに処分してしまったほうが、最終日に慌てずに済むのでおすすめです。
Q.最終セールでも売れ残ったものはどうすればいい?
A.まずは、在庫買取業者に買取してもらえるか確認しましょう。
買取不可となったものは、改めて処分方法を考えてください。
Q.在庫品をできるだけ高く売るためのコツは?
A.以下のポイントを参考にしてください。
展示品のホコリや汚れをキレイにしておく
整理整頓し、何がどれだけあるかリスト化しておく
画像を用意しておく
できるだけ早く売る
在庫品の買取を強化している業者に依頼する
Q.業者から買取代金を現金でもらうことはできる?
A.業者によります。
急ぎで現金化したいときは、現金決済を行っている業者に依頼するといいでしょう。
弊社では原則現金買取を行っておりますので、ぜひご相談ください。
まとめ
今回は、店舗閉店に伴う処分について詳しく解説しました。
不用品や在庫品の処分は、早めに済ませることが大切です。
スケルトンか居抜きか確認後、閉店スケジュールをきちんと組んで対応していきましょう。
なお、店舗閉店に伴う処分は、信頼できる業者とよく相談し、進めてください。