ダイエットマシーンの買取事例

通販ベンダーから依頼をいただきました。
在庫商品は通販用のダイエットマシーンです。
数量は1300台。定価は32000円(税抜)の商品です。

販売期間が終了してしまい、在庫が処分対象となっていました。
通販向けの商品は、販売契約の関係からその他の販路に流通させられない場合があります。
今回は販売契約でガチガチというわけではありませんでしたが、販売していた通販会社との関係を考慮して、クローズドマーケットで処分したいとのお問い合わせでした。

今回提案させていただいたのは、この2つの販路です。
①海外販売
②国内クローズマーケット販売

それぞれ買取価格を見積もりさせていただきました。

お客様のご意向で、今回は海外販路での流通となりました。
1台あたり400円とかなり安い値段になりましたが、ダイエットマシーンの保管に使用していた流通倉庫150坪を解約できたので、家賃が下がったこともあり、喜んでいただけました。

クローズドマーケットでの処分

クローズドマーケットとは在庫処分の場合、どんな販路のことでしょうか?
対象の商品の性質により変わってきますが、一般的でない、人目に触れない市場で販売することを指します。

クローズドマーケットでの処分を依頼される場合様々な背景が関係してきます。
●(期間・販売場所・販売経路など)限定販売のため
●市場価格に影響を与えたくない

期間限定商品が販売期間終了後に他の場所で安く販売されているのを見つけたら、消費者はどう感じるでしょう?
限定商品と謳っていても、少し待てば安く手に入れることができると思ってしまいますよね。
これでは定価で商品が売れにくくなってしまいます。
つまり、市場価格の低下を招いてしまうのです。

海外販路

対象の商品が日本国内販売のみの商品なら、海外販路はクローズドマーケットになります。
日本ではメジャーな商品でも海外で流通していない商品は、知名度もなくただ日本製の商品であるという認識になります。
日本の市場価格にも影響を与えません。
最近では、日本製の商品は品質が良いと海外でも人気が出ています。

国内クローズドマーケット販売

会員制の小売店・通販など不特定多数の消費者の目に触れないマーケットを指します。
対面の個人販売などもこれに該当します。