エナジードリンクの買取事例

エナジードリンク
このエナジードリンクはスポーツチームとのタイアップ商品でした。
メジャーなエナジードリンクの多い中、売上が伸びず在庫が増えている状況でした。
さらに商品を取り扱っていた代理店が倒産してしまったため、抱えている在庫品の返品もできず困っていたそうです。

お問い合わせをいただき、倉庫に現物調査とヒアリングに向かいました。
4000個の段ボール箱が積まれている様子は圧巻でした。数量は約10万本です。
実際に商品を拝見すると、デザインがカッコイイので、瞬時に売れそうだなと感じました。
ドリンクの味も美味しく、賞味期限がまだ半年残っていたので、すぐに買取のお返事をさせて頂きました。

1缶あたり60円で買取しました。

食品の在庫処分の注意点

ドリンクは食品としての取扱となります。
大きく2点、気をつけるべきポイントがあります。

・賞味期限
・販売規制

まずは賞味期限。
食品は期限があるものなので、期限内に在庫の販売を完了することが第一です。
賞味期限まで時間があればあるほど、食品は再販売がしやすくなります。
食品の場合は、早めの相談をおすすめします。

もちろん、賞味期限の近い商品や期限切れの商品を販売する店舗もあります。全ての商品にその旨の説明表示を行い、消費者も納得して購入する店舗です。
賞味期限が近い場合も、あきらめずに廃棄処分の前に一度相談してみるのもアリです。

そして大切なのが販売規制です。
適切な再販ルートで販売されなければ、メーカーや販売店に不利益を招く恐れがあります。
これは食品に限った話ではありませんが、依頼者の意向と違う形で商品が市場に出回ることは絶対に合ってはいけないことです。

数年前に廃棄商品の産廃業者による横流しが発覚した事件がありました。
廃棄カツ5000枚流通 壱番屋「業者が横流し」
産廃業者は廃棄完了報告を出していたにも関わらず、横流しし転売していたのです。
このときの廃棄理由は異物混入の恐れがあったためでした。
この場合は、メーカー側も被害者と言えます。廃棄処分を依頼し完了報告を受けていたのですから…。
ですが、一番の被害者は廃棄商品を購入した消費者になります。
メーカーの迅速な対応と謝罪により事件は収束しましたが、同じ在庫処分業者としては信じられない気持ちになりました。

すべての在庫処分に言えることですが、一番大切なのは信頼できる取引業者を見つけることです。

弊社では、お客様に安心していただける対応を心がけております。